せっかく転職するなら、年収が高くて働きやすいところがいい!この転職を失敗したくない!
それは大きな間違いです。
東京都の調剤薬局は、それぞれ年収や働きやすさは異なります。
だから、東京都の調剤薬局に転職するなら、年収や待遇などの働きやすさにこだわって転職先を探さないと大きな損をすることになりかねません!
東京都の調剤薬局人気ランキング【薬剤師編】
年収は平均と比べて高いか低いか
調剤薬局に転職するなら、転職後にどのくらいの年収を稼げるのかは重要なポイントですよね。
厚生労働省の「第22回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告」によると、調剤薬局勤務の薬剤師の平均年収は473万8925円です。
この金額から、平均を474万円とします。
30歳前後で調剤薬局に転職した場合、年収474万円よりも高いか低いかで評価して5点満点で点数をつけました。
年収474万円を3点として、差額1万円で0.05点を加算・減算します。
<例>
年収500万円なら、平均よりもプラス26万円なので、0.05点×26万=1.3点。
- 3点+1.3点=4.3点。
年収500万円の調剤薬局の評価は4.3点。
このように調剤薬局の年収を点数化することで、平均よりもどのくらい高いか・低いかが一目でわかります。
年間休日数は何日あるか
調剤薬局で働くなら、年間休日数は大切です。
休みが多ければ、ワークライフバランスを取りやすく、プライベートを充実させることができます。
逆に年間休日が少なければ、仕事仕事の毎日になってしまいます。
今回は、年間休日数120日(完全週休2日+祝日)を平均の3点とし、120日との差日を1日=0.25点として、5点満点で評価しました。
<例>
年間休日126日=3点+6日×0.25点=4.5点
土日休みは相談できるかどうか
近年、調剤薬局は土曜日に開局しているところが増えています。
日曜日に開局しているところも増えていますね。
そのため、土日休み(カレンダー通りの休み)を貰える調剤薬局は減っています。
しかし、ゼロではありません。
店舗状況によっては、土日休み相談OKというところもあります。
土日休みOKだったら、ワークライフバランスを取りやすく、特に既婚者・家族がいる薬剤師にとってはありがたいですよね。
東京都内の店舗数の中で、土日休み相談OKの店舗数の割合はどのくらいかを算出し5点満点で評価しました。
残業時間はどのくらいか
これは、薬剤師なら誰でも思うことです。
毎日毎日、残業ばかりしていたら、体も心も擦り切れてしまいます。
だから、調剤薬局に転職するなら、あらかじめ平均残業時間を調べておく必要があります。
ここでは月平均の残業時間10時間を5点満点中3点として、ここから1時間=0.25点として、加算・減算していきます。
<例>
月平均残業時間14時間=3点-0.25点×4=2点
総合門前の店舗の割合はどうか
調剤薬局の薬剤師として働くなら、総合病院門前店舗で総合科目を扱い、さらに幅広い薬剤・重症症例も扱って、スキルアップしたいと思う人も多いと思います。
東京都内の店舗数の中で、総合病院門前店舗の割合を算出して、5点満点で評価しました。
駅チカ店舗の割合はどうか
東京都内の店舗の中で駅チカ店舗の割合を5点満点で評価しました。
駅から近い店舗なら、通勤のストレスが少ないのはもちろんですが、駅前・商店街の面対応店舗として、総合科目を扱えるというメリットもあります。
調剤未経験者の応募は可能かどうか
調剤未経験だけど、調剤薬局で働きたいという薬剤師は、調剤未経験者でも応募可能な調剤薬局を選ばなければいけません。
調剤未経験者に対して、一から指導してくれる体制が整っている調剤薬局を選ばないと、転職後に辛い思いをするのはあなたです。
東京都内の店舗数の中で調剤未経験者の応募が可能な店舗の割合を5点満点で評価しました。
引越しを伴う転勤はあるか
東京都で調剤薬局に転職したい薬剤師の中には、
という人もいると思います。
既婚者・子供がいる薬剤師はもちろんですが、独身の薬剤師さんの中にも転勤したくない人は多いと思います。
だから、東京都で調剤薬局に転職するなら、引っ越しを伴う転勤はあるかをチェックしておかなくてはいけません。
東京都内の店舗の中で引っ越しを伴う転勤がある店舗の割合を5点満点で評価しました。
住宅補助(手当)はあるか
調剤薬局の中には、住宅補助(手当)があるところとないところがあります。
東京都内の店舗の中で住宅補助(手当)がある店舗の割合を5点満点で評価しています。
ただ、住宅補助(手当)があっても、東京都に会社の命で転勤してきた場合のみ住宅補助がある場合、東京都勤務では住宅補助が使えない場合もあります。
在宅訪問やかかりつけ薬剤師などの調剤業務の詳細はどうか
東京都で調剤薬局に薬剤師が転職するなら、チェックすべきことがあります!
それは、転職後の調剤業務の詳細です。
調剤薬局での薬剤師の仕事は、調剤薬局に来た患者さんから処方箋を受け取り、その処方箋に従って調剤をして、薬を手渡すだけではありません。
在宅訪問やかかりつけ薬剤師などいろいろな業務があります。
そして、その業務の詳細・傾向・ノルマなどは、調剤薬局の方針によって大きく異なります。
調剤業務の詳細を確認しておかないと、
- 在宅訪問業務がしたくて調剤薬局に転職したのに、その調剤薬局は在宅訪問をしていなかった
- かかりつけ薬剤師はやりたくないのに、強制的にかかりつけ薬剤師をやらなければいけなくなった
ということになりかねません。
転職後に後悔しないために、東京都の調剤薬局の調剤業務でチェックしておくべき5つのポイントを厚生労働省のデータを基に解説します。
5つのポイントはすべて、厚生労働省の届出店舗数の中で、それぞれの診療報酬を算定している店舗割合を5点満点で評価しています。
調剤基本料1
まずは、調剤基本料1を算定しているかどうかです。
調剤基本料は調剤薬局の診療報酬の基本中の基本ですね。
調剤基本料は次の5のカテゴリーに分類されています。
- 調剤基本料1:42点
- 調剤基本料2:26点
- 調剤基本料3(イ):21点
- 調剤基本料3(ロ):16点
- 特別調剤基本料:11点
大手調剤薬局は、何の工夫もしなければ、調剤基本料3(イ)または調剤基本料3(ロ)になります。
調剤基本料1の点数とは、大きく差が出ますよね。
大手調剤薬局が調剤基本料1を算定するためには、特定の医療機関(門前医療機関)の処方箋集中率を下げる必要があります。
処方箋集中率を低くするためには、立地のほかにかかりつけ薬剤師制度が関係してきます。
門前薬局なのに、調剤基本料1を算定しているということは、かかりつけ薬剤師制度に積極的で、さらにノルマが厳しいと推測できるのです。
かかりつけ薬剤師指導料
かかりつけ薬剤師指導料は、かかりつけ薬剤師として患者さんに必要な指導を行った時に算定することができる診療報酬です。
このかかりつけ薬剤師指導料を算定している店舗は、かかりつけ薬剤師がいて、実際に活動しているということです。
これは調剤基本料1とも連動していることですが、一般的にはかかりつけ薬剤師指導料を算定している店舗が多ければ、それだけ調剤基本料1を算定する店舗も比例して多くなります。
また、かかりつけ薬剤師制度に積極的であり、厚生労働省の方針に沿った運営をしていて、患者さんに寄り添った仕事ができるとも言えるでしょう。
しかし、その調剤薬局に転職すれば、かかりつけ薬剤師になることを強いられる可能性が高いことも推測できます。
在宅患者訪問薬剤管理指導料
在宅患者訪問薬剤管理指導料は、自宅療養をしている患者の自宅を訪問し、薬学的管理指導を行った時に算定できる診療報酬です。
つまり、在宅患者訪問管理指導料を算定している店舗は、在宅訪問業務を行っているということです。
患者さんの高齢化が進む中で薬剤師の在宅訪問の需要は高まっています。
地域支援体制加算
地域支援体制加算を算定しているかどうかは、その(調剤薬局が地域医療に貢献しているかどうかを示しています。
- かかりつけ薬剤師が適切に薬学的管理をしている
- 24時間調剤体制などあらゆる処方箋に対していつでも調剤サービスを提供できる
- 安全性の向上のための情報を共有して、多職種が連携する体制を構築し、地域・社会に貢献している
これらのことをしている調剤薬局が、地域支援体制加算を算定することができます。
地域支援体制加算を算定していれば、それだけ地域に密着した調剤薬局・地域に貢献している調剤薬局と言えます。
しかし、24時間調剤体制や土日の一定時間の開局などの条件を満たす必要がありますので、地域に貢献するというやりがいを感じることはできるものの、その薬局で働く薬剤師の負担は大きくなります。
後発医薬品調剤体制加算3
後発医薬品調剤体制加算は、ジェネリック医薬品をどれだけ使っているか(置換しているか)を示す診療報酬です。
- 後発医薬品調剤体制加算1:ジェネリック置換率75%以上 15点
- 後発医薬品調剤体制加算2:ジェネリック置換率80%以上 22点
- 後発医薬品調剤体制加算3:ジェネリック置換率85%以上 28点
厚生労働省がジェネリック医薬品の使用を強く推進しているのは、皆さんもご存知の通りです。
後発医薬品調剤体制加算3を算出できていれば、厚生労働省の方針に沿った運営をしているという証拠です。
しかし、ジェネリック医薬品を極度に嫌う患者さんも少なくありません。
後発医薬品調剤体制加算3を算定している調剤薬局では、薬剤師がそのような患者さんにジェネリックを勧めなければいけないし、そのノルマもあると言えるのです。
順位 | 調剤薬局 | 総合評価 | 年収 | 年間休日数 | 土日休み | 残業時間 | 総合門前 | 駅チカ | 未経験者 | 引越し | 住宅補助 | 調剤業務 |
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ファーマライズ | ||||||||||||
ぱぱす薬局 | ||||||||||||
ヤマグチ薬局 | ||||||||||||
田辺薬局 | ||||||||||||
ファーコス薬局 | ||||||||||||
アインファーマシーズ | ||||||||||||
アイセイ薬局 | ||||||||||||
東京調剤センター | ||||||||||||
日本調剤 | ||||||||||||
そうごう薬局 | ||||||||||||
エスシーグループ | ||||||||||||
クオール薬局 | ||||||||||||
ファーマみらい | ||||||||||||
なの花薬局 | ||||||||||||
さくら薬局(クラフト) | ||||||||||||
薬樹薬局 |
順位 | 調剤薬局 | 総合評価 | 調基1 | か薬 | 在薬 | 地支体 | 後発調3 |
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アイセイ薬局 | |||||||
日本調剤 | |||||||
東京調剤センター | |||||||
薬樹薬局 | |||||||
エスシーグループ | |||||||
田辺薬局 | |||||||
クオール薬局 | |||||||
そうごう薬局 | |||||||
ファーマライズ | |||||||
なの花薬局 | |||||||
ファーコス薬局 | |||||||
アインファーマシーズ | |||||||
ファーマみらい | |||||||
さくら薬局(クラフト) | |||||||
ぱぱす薬局 | |||||||
ヤマグチ薬局 |
ランキング | 解説 |
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ファーマライズ薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 400万円~520万円程度(30歳モデル)で、年収中央値520万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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ぱぱす薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 450~550万円(24~37歳モデル)で、年収中央値は500万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
| |
ヤマグチ薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 450万円~550万円程度(25歳~40歳モデル)で、年収中央値は500万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
| |
田辺薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 364万円~520万円程度(24歳~35歳モデル)で、年収中央値は442万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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ファーコス薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 380万円~534万円で、年収中央値は457万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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アインファーマシーズの総合評価・評判薬剤師のモデル年収 360~600万円で、年収中央値は480万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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アイセイ薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 380万円~500万円程度(24歳~30歳モデル)で、30歳の薬剤師がアイセイ薬局に転職すると、年収500万円程度 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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東京調剤センターの総合評価・評判薬剤師のモデル年収 430万円~520万円(24~40歳モデル)で、30歳で年収475万円がおおよその目安 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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日本調剤の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 400万円~500万円(24歳~30歳)で、年収中央値は500万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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そうごう薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 360万円~450万円程度(24歳~30歳モデル)で、30歳の薬剤師がそうごう薬局に転職すると、年収450万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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エスシーグループの総合評価・評判薬剤師のモデル年収 404万円~492万円(24歳~39.5歳)で、年収中央値は448万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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クオール薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 400万円~500万円で、年収中央値は450万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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ファーマみらいの総合評価・評判薬剤師のモデル年収 414万円~507万円(24~37歳)で、年収中央値は460万5000円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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なの花薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 400万円~480万円(25歳~30歳)で、30歳で転職した場合は、年収480万円が目安 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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さくら薬局(クラフト)の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 500万円(30歳モデル) 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
おすすめする薬剤師
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薬樹薬局の総合評価・評判薬剤師のモデル年収 360万円~470万円(24歳~37歳モデル)で、年収中央値は415万円 薬剤師のメリット
薬剤師のデメリット
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